こんにちは!
昨日、現場に行ってきたのですがそこで職人さんに瓦について教えてもらいました
今の住宅でよく使われている瓦は
このような形のものですが
私がこの前現場で教えてもらったのはいぶし瓦というものでした
このような感じの瓦で、土の焼き締め作業の後に薫化と呼ばれる蒸す作業が加わることから
燻す(いぶす)という語源を取っていぶし瓦と言われています。
この薫化の作業を行うことで表面には炭素被膜というものが出来ます
そのため
このようにテープを貼ってしまうと
剥がしたときに炭素被膜が剥離して写真のように色がはがれてしまいます
そのため養生をする際には注意が必要で見えないところ(側面や裏面)にテープを貼って養生します。
また、いぶし瓦に似ているけど別の瓦だということもあるので住宅の塗装をする際にはまず屋根を確認して養生に入るそうです
養生をするときには別のところに塗料がつかないように・汚れないようにと考えてしまいがちですがこのようなところにも気を付ける点があったんですね
勉強になりました!(^^)!
ということで今日はいぶし瓦についてお話しました
いぶし瓦は織田信長の安土城にも使われていて、多くの方が想像する和瓦や日本瓦はこのいぶし瓦です
瓦にもいろいろあって面白いなと思いました
もっといろいろな瓦についても調べて見ようと思います!
それでは皆さんいい週末をお過ごしください!